新型コロナウイルスの影響によって
・仕事がなくなった
・お給料、利益が減った
という方向けに、国や様々な機関が融資や保証を行っています。
支援を受けるためには窓口への連絡や書類の作成が必要ですが、その窓口や必要書類などをわかりやすくまとめたサイトがありますので、ご紹介いたします。
※記載の情報は国の決定によって変わる可能性がありますので、詳細はリンク先をご確認ください。
Contents
事業者向け支援
新型コロナ対策制度シミュレーション
現在の状況によって「はい」か「いいえ」を選択していくことで、自分に必要な情報に辿り着けるようになっています。
辿り着いた先のリンクから
- 必要書類の準備
- 提出する窓口
などの必要な行動や手続きの流れが、わかりやすく掲載されています。
個人向け支援
収入が大きく減ったり、仕事を失った方向けに、給付や貸付といった国からの支援があります。
一時的な支援では足りず、長期的に困りそうな場合には、後述する生活保護もありますので、必要な支援を受けましょう。
特別定額給付金（仮称）
家計への支援を目的として、特別定額給付金(仮称)が実施されることになりました。
給付対象
基準日（令和2年4月27日）において、住民基本台帳に記録されている者
給付額
給付対象者1人につき10万円
給付の方法
申請をした銀行口座に振り込まれます。
申請方法
郵送か、オンラインで申請できます。
また、やむを得ない場合には窓口でも申請と給付ができるようです。
郵送
郵送される申請書に記載の書類を郵送します。
- 銀行口座確認書類
- 本人確認書類の写し
などが必要なようです。
オンライン
ネットで手続きを行います。
オンラインの手続きに必要なもの
- マイナンバーカード
- PC用ICカードリーダーもしくは近距離無線通信「NFC」に対応するスマートフォン
マイナンバーに関する情報の閲覧や、電子申請などを行えるポータルサイト「マイナポータル」で振込先口座を指定し、確認書類をアップロードします。
詐欺にご注意ください
給付金を装う詐欺が行われているようですので、ご注意ください。
給付の手続きで、ATMの操作や手数料、個人情報や暗証番号を求められることはありませんので、そのようなメールが届いた場合には、無視をしてください。
生活福祉資金制度による緊急小口貸付等の特例貸付
お住まいの市区町村の「社会福祉協議会」に申し込むことで、世帯や状況によって連帯保証人は不要、無利子で、最大80万円(緊急小口資金20万円と総合支援資金20万円を3ヶ月)の貸付が受けられ、返す時にまだ所得の減少が続いている場合は、償還を免除(返還不要)することができます。
生活再建までの間に必要な生活費用を貸し付けるもので、事業の運転資金を貸し付けるものではない、とされています。
今まで働いていて、コロナウイルスによって収入が下がったり、失業した方が対象
- いくら給与が下がったか、減少の程度は問わない
- 個人事業主、社員、アルバイト、学生など、勤務形態は問わない
とされています。
公的給付等を受けている方は対象外も、申請の余地はあり
失業等給付、職業訓練受講給付金、生活保護、年金等の他の公的給付等を受けている方は対象外ですが、その金額が生計維持のために十分でない場合、対象となる可能性もありますので、必要な場合には申請してみましょう。
必要なもの
- 給与明細書や預金通帳等、コロナウイルスによる給与の減少を証明するもの
- 失業の場合には離職票等
※個人事業主の場合には個人事業の廃業届の写し等の他に、仕事がなくなった際のメールでのやり取りなども有効な場合があるようです。
参考)緊急小口資金等の特例貸付の運用に関する問答集（vol.6）について
相談窓口
お住いの市区町村の「社会福祉協議会」にご相談ください。
参考) 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の特例貸付の実施について
生活保護の申請
今月、来月の
- 家賃が払えない
- 光熱費が払えない
- 生活費が持たない
生活保護とは
生活に困った人が、誰でも理由に関係なく自由に申請することができる、公的な制度です。
まず行うこと
申請する
申請方法
- 口頭
- 郵送
- FAX等
必要なもの
- 申請書類
特に決まった形式はありません。
自立生活サポートセンターもやいのホームページで、申請書類のセットが公開されています。
- 生活保護申請書
- 資産申告書
- 収入・無収入申告書
- 一時金支給申請書
申請場所
各自治体の福祉事務所
生活保護受給についてのQ&A
Q. 窓口で追い返されると聞きました。
自治体の担当者によっては、申請を妨害したりされる場合もあるようですが、厚労省は不適切な窓口対応を是正するよう、各自治体に指導をしています。
新型コロナウイルスの流行により、2020年の4月7日
- 申請にあたって調査すべき事項は最低限で
- 働けるかどうか、働ける場があるかの判断は後で
という事務連絡が、厚生労働省の生活保護行政を担当している、社会・援護局保護課から発表されました。
緊急事態のため、以前とは違った対応を行うよう、連絡があったようです。
新型コロナウイルス感染防止等のための生活保護業務等における対応について
Q. 若くて健康ですが、受給できますか？
はい。年齢や理由に関係なく、受給することができます。
Q. 申請は却下されませんか？
- 児童扶養手当や失業保険など、公的制度の給付を受けることができる
- 売却できる資産がある
- 家族・親族からの援助が見込める
- 福祉事務所に非協力的・不審な点がある
ような場合には、生活保護の申請が却下されることがあるようですが、申請してみないとわからないので、生活に困っている場合には申請しましょう。
Q. 持ち家がありますが、どうなりますか？
住んでいる家の場合は、即時現金化できる資産とはみなされず、住みながら受給することができますが、利用価値よりも売却した際の価値が著しく高いような家にお住まいの場合には、売却を求められる場合もあるようです。
Q. 車がありますが、どうなりますか？
条件によりますが
- 仕事で車が必要な場合
- 病気や障害で車がなければ移動が困難な場合
などには保有できるようです。
また、2020年の4月7日の厚生労働省、社会・援護局保護課の事務連絡によると
- 交通の便が著しく悪い場合
- ひとり親で子供の送迎の必要がある場合
などでも、保有できるようです。
Q. 家族に連絡が行きますか？
家族や親戚、離婚した夫などに、援助可能かどうかの確認のための連絡がされます。
DVなどで連絡を取られたくない場合には、連絡をとらないようにしてもらうこともできるようです。
Q. 借金がありますが、受給できますか？
破産の手続きが必要ですが、公的機関からの借入れであれば併用できます。
Q. 書類を書くのが難しいです。
口頭でも申請は可能なので、お近くの福祉事務所窓口へご相談ください。
新型コロナウイルス対策、予防方法
自分のためにも周りのためにも、新型コロナウイルスにうつらないこと、うつさないことが大切です。
新型コロナウイルスの感染経路
新型コロナウイルスは、目、鼻、口の粘膜から感染します。
飛沫感染
感染者の飛沫（くしゃみ、咳、つばなど）と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
新型コロナウイルス対策
うつらないための対策と、うつさないための対策を行う必要があります。
うつらないための対策
手で目、鼻、口の粘膜を触ることでうつるため、触らないことと、触っても問題ないようによく手洗いをして、うつる可能性の高い場所に行かないことが大切です。
目、鼻、口の粘膜から感染するのを防ぐ
- 目、鼻、口を触らない
- 万が一手で目、鼻、口を触っても問題ないよう、アルコール洗浄剤か石けんを使って水でこまめに手を洗って、ウイルスを落とす
- 必ずしもマスク着用は感染予防にはならず、逆に着脱の際に手で口や鼻、目を触る機会が増えることで接触感染のリスクが高まる
その他にも世界保健機関(WHO)は
- 生肉はよく加熱する
- 市場に訪れる際は野生動物などへの接触をしない
と発表しています。
正しい手洗いでウイルスを落とす
手からウイルスを落とすためには、しっかりとした手洗いが必要です。
正しい手洗いの方法
①石けんを泡立てながら、手のひらどうしをよくこすり合わせる
②両手の甲をこすり洗いする
③指の間を洗う
④親指と手のひらをねじり洗いする
⑤指先・爪の間を洗う
⑥手首を洗う
最低15秒以上かけて洗います。
手を洗った後は清潔なタオルなどで水分をよく拭き取って乾かします。
密に過ごす空間に集団で集まらない
- 換気が悪く
- 人が密に集まって過ごすような空間
- 不特定多数の人が接触するおそれが高い場所
など、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けましょう。
うつさないための対策
感染者だった場合に、くしゃみ、咳、つばなどによって空気中にウイルスを飛ばさないよう
- くしゃみ、咳をする時には、ひじの内側やティッシュで口と鼻を覆い、ティッシュを使った場合はすぐ捨てて手を洗う
- マスクを着用する
ことが大切です。
正しいマスク着脱の方法
①マスクを着ける前に、シッカリと手洗いをする
②マスクを鼻の形に合わせ、隙間を防ぐ
③マスクを下まで伸ばし、顔にフィットさせる
不織布マスクは使い捨てです。
使い終わったマスクはビニール袋に入れ口を閉じて捨てます。
新型コロナウイルス(COVID-19) 感染しない・広げないために｜内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
新型コロナウイルスの可能性がある症状
- 風邪の症状や発熱が４日以上続いている（解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます）
- 強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）がある
※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が２日程度続く場合
このような症状がある場合、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて、専門の「帰国者・接触者外来」を受診してください。
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター｜厚生労働省
民間の支援サービス
先払いサービス
飲食店やホテル、民宿などで
- 未来の商品、食事や宿泊などのサービスに対して
- 先に料金を払って、未来に使用できるチケットを購入する
サービスです。
新型コロナウイルスの影響で、お店に行くことができないけどそのお店が好きで、事態が収まったらそのお店に行きたい、潰れると困る、という方が、後に食べるであろう食事の代金や宿泊代金を先に支払うことで、お店を支援します。
※支援者側で利用される際に、支援したお店が閉店してしまった場合、サービスによって返金されない場合がありますので、ご注意ください。
新型コロナウイルスサポートプログラムについて – 株式会社CAMPFIRE
先払い – 未来の売上を“今”お店に | レストラン予約はAutoReserve[オートリザーブ]
コロナショックに苦しむ飲食店を “さきめし” で応援しよう！
料理宅配サービス
新型コロナウイルスの感染を避けるため、全国的に飲食店で飲食をされる方が減っています。
その代わりに伸びているサービスが、Uber Eats(ウーバーイーツ)に代表されるような、料理宅配サービスです。
まだサービスがはじまって間もないため、地域が限られている場合が多いですが、対象地域にお住まいであったり、店舗をお持ちの場合には、おすすめのサービスです。